SOFIXを活用した果樹園復活プロジェクト(福岡県朝倉市)のロケ撮影を実施

ソイル・コミュニケーション合同会社は、かねてより福岡県朝倉市で、2014年前の九州北部大水害で使えなくなった果樹園を再生するプロジェクトのお手伝いをしています。土砂崩れなどで荒廃した土地を整地し、流亡した有機物や肥料成分を補い、新たに桃やスモモの苗木を植えるにあたり、SOFIX(土壌肥沃度指標)による土壌診断を活用して頂いています。このプロジェクトを取り組んでいる原田淳一さんは、再生した果樹園を、将来的にはお客さんが桃やすももだけでなく、四季の旬の食べ物や、収穫体験、キャンプなどを楽しみながら心身ともに健康となる「養生」のコンセプトとした観光農園にすることを構想されています。

 このたび当社は、こうしたプロジェクトを広く社会に発信していくためのプロモーションビデオを作成するため、9月14日〜15日、福岡県朝倉市の原田さんの果樹園でロケ撮影を行いました。

 協力して頂いたのは、369(ミロク)ラボの藤添尚子さんです。藤添さんに本プロジェクトのコンセプトをご理解いただいた上で、藤添さんのディレクションのもとで、原田さん、当社代表の松田の3人で果樹園中を歩き回り、ああでもない、こうでもないと議論しつつ、撮影しました。

 今回のプロモーションビデオの作成は、9月30日に開催する「土と水と養生でくらすまちづくりー季節の家庭料理と郷土料理から考える会」のイベントとも連動しており、「土と水と養生」を基本としながら、様々な方と連携して、まちづくりや地方創生、地方から新たな農業やビジネルを生み出していくという方向で取り組んでいます。

【参加者募集】9/30 土と水と養生で暮らすまちづくり—季節の家庭料理と郷土料理から考える会

 ソイル・コミュニケーション合同会社は、「土と水と養生で暮らすまちづくり—季節の家庭料理と郷土料理から考える会」を9月30日(月)18:30~ 京都市役所のすぐ近くにあるコミュニティキッチンDAIDOKORO(京都信用金庫の共創施設QUESTION8階)で開催します。旬のお料理を楽しみながら、土・水と養生で暮らすまちづくりについて語り合いましょう。

 伝統的な健康法である「養生」とは、季節にそった旬の食べ物を頂き、家族や友人、近所の方や仕事仲間と良好な人間関係を築き、健康で美しく、楽しく生きることです。そのためには、土づくりにこだわり、地域の地形や気象条件に根差した農産物が不可欠です。そして地域の旬の食材をつかって心を込めてお料理をつくり、誰かと一緒に食べることが大事です。お料理や農業、健康づくりを通じて、地域の人々がつながり、まちづくりに取り入れられていくことができます。

 季節の料理を楽しみながら、土と養生、お料理、農業や健康のあり方、環境問題、まちづくり、あらたなビジネスの可能性について語り合ってみませんか。

 日 時: 2024年9月30日(月) 18:30~20:30
 場 所: コミュニティキッチンDAIDOKORO
      京都市中京区下丸屋町390−2 QUESTION 8F 
 参加費: 6,600円(税込) 季節のお料理代含む
 参加申し込み:

 簡単に手づくりのお料理が、毎日作れる、二番だしが世界をつなげれる、養生美健の調味料『二番だし』を作り、味わっていただきます。

【プロフィール】
お料理プロデューサー
一般社団法人ライブフーズ代表理事
料理研究家土井勝氏の長男として大阪に生まれる。
家庭料理、郷土料理の大切さを伝えながら、地域の食生活文化向上をめざし、「仕事づくり、暮らしづくり、町づくり」の食事産業界と自然産業界の中で、家庭教育をコアに、社会貢献型のビジネスのプラットフォーム『食ecoミュージアムJAPAN』町upプロジェクトを推進している。

 健康の基本は身体です。そして、身体を作るのも心を落ち着かせるのも食べ物の中にある栄養素が基本となります。特に東洋医学では季節の食材にその季節に必要な栄養素が含まれていると考えており、その季節の走りの食材を取ることで、身体を準備することが大切と考えられてきました。

 特に秋は収穫の時期であると共に、冬に備えて身体を準備する時期です。そこで、今回は季節の食材を取り入れながら、冬に向けてどのような身体の準備が必要なのかについてお話をしたいと思います。

【プロフィール】
明治国際医療大学鍼灸学部長・教授、同大学院鍼灸学研究科 研究科長・教授
一般社団法人 日本養生普及協会 会長
京都丹波ウェルネスツーリズム推進協議会会長
京都府南丹市文化観光大使
 東洋医学における効果効能の科学的な立証を目指すと共に、同大学付属治療院にて治療にあたる。自身が大病を患った経験から、日常生活の中に健康を取り入れる大切さを知り、季節に応じた生活である養生の啓蒙活動にも積極的に取り組む。2018年より同大学院に養生学の学問的基礎を構築する寄附講座を開講。京都府南丹エリアを中心に養生を基盤とした街づくりに力を入れている。著書に『今日からはじめる養生学』(集英社)などがある。

 それぞれの地域の風土や季節にあった美味しい食材を提供することで人々の健康ライフを支えているのが農業です。この農業にとって、もっとも大事なことの一つは「土づくり」です。しかし、土の中でおこっていることは目で見えないので、「土との対話」(ソイル・コミュニケーション)は簡単ではありません。

 今回は、土壌の中でおこっていることを数字で「見える化」し、土壌中の微生物が元気になる環境を整える処方箋をだすことができるSOFIX(土壌肥沃度指標)という技術とその活用事例をご紹介し、「土との対話」について皆さんと考えたいと思います。

【プロフィール】
ソイル・コミュニケーション合同会社 代表社員
奈良国立大学機構 奈良カレッジズ連携推進センター副センター長 兼 協働推進部門長、奈良女子大学特任教授
雑誌編集者、ソフト会社、立命館大学産学官連携コーディネーター、一般社団法人SOFIX農業推進機構を経て、現職。
私自身も、2018年に前立腺がんの診断を受け、食のところから自然免疫力を高めることの重要さを身をもって痛感した。土壌微生物が活発な健全な土壌からとれた、健康な農産物を多くの人々がいつでも手軽に手に入れ、心身ともに健康で楽しい生活を送れるような社会の仕組みづくりに貢献していきたいと考えている。

 地元農家が土づくりにこだわって生産した季節の野菜を使って、土井敏久さんの季節のお弁当を楽しみます。
 参加者同士で意見交換し、名刺交換して、仲間づくりをします。

■主催 ソイル・コミュニケーション合同会社
■協力 一般社団法人日本養生普及協会
     一般社団法人ライブフーズ
    チャコールクラブ
    369lab.

■参加費: 6,600円(税込み) 「季節のお料理代」を含む

■参加申込方法: 下記のPeatix(推奨)または本HPのフォームから申し込んでください。
 ※申込期限 9月27日(金)
 ※キャンセルも9月27日(金)までにお願いします。それ以降は返金致しかねます。