年1回の畑の健康診断をしませんか? ~データに基づく「土づくり」で持続可能な農業へ~

美味しい作物を作り続けるために、最も重要と言われる「土づくり」。

「毎年堆肥を入れているけれど、本当に土が良くなっているのだろうか?」

「肥料を効かせたいのに、なぜか作物の育ちが不安定な年がある……」

そんなお悩みを抱えていませんか?

農業において「土」はすべての土台です。しかし、長年培った勘や経験だけに頼るのではなく、人間の健康診断と同じように、「今の畑がどのような状態にあるのか」を科学的なデータで「見える化」することが、安定した収量と高品質な作物の生産への近道となります。

ソイル・コミュニケーションでは、土壌の微生物性までを徹底的に評価する最先端の土壌分析 「SOFIX(ソフィックス:Soil Organic Fertility Index)」を活用した、畑の健康診断をご提案しています。

なぜ畑の土壌診断が必要なのか?

 植物の生育は、土の中の環境に大きく左右されます。しかし、目に見えない土の中の生態系や養分のバランスは、見た目だけでは判断できません。

「毎年同じように肥料や堆肥を入れているから大丈夫」と思っていても、実は養分が過多になっていたり、不足していたり、あるいは偏っていたり、微生物の量や活性度が失われていたりすることがあります。畑の健康状態を正確に把握せずにやみくもに肥料や資材を投入し続けると、コストが増加するだけでなく、かえって作物の生育不良や病害虫のリスクを招く原因にもなりかねません。

 人間が定期的に人間ドックを受診するように、畑も定期的に健康診断を行い、今の状態を正確に知ることが、持続可能で収益性の高い農業の第一歩となります。

 SOFIXで何がわかるのか?(農協の土壌診断との違い)

 一般的に行われている農協などの土壌診断は、主に「化学性(pHや窒素・リン酸・カリなどの養分)」「物理性(土の硬さや保水性など)」の分析が中心です。これらも大切な指標ですが、土の豊かさを支えるもう一つの極めて重要な要素が抜けています。それが「生物性(土壌微生物の量や活性度)」です。

 SOFIXは、土壌の「化学性」「物理性」に加えて、作物の生育や養分の吸収を助ける「生物性」の3つの側面を総合的に評価できる点が最大の特徴です。

  • 化学性:pH、EC、C/N比、硝酸態窒素、可給態リン酸、交換性カリウム等
  • 物理性:含水率、最大保水容量等
  • 生物性:総細菌数、窒素循環活性、リン循環活性、有機物の量とバランス等

 SOFIX分析を行うことで、土の中の微生物がどれだけ豊かに働いているかを数値化し、畑の肥沃度を特A~Cのランクで総合評価することができます。これにより、「作物が育ちやすい健康な土なのか」を客観的なデータに基づいて知ることができるのです。

窒素循環活性のレーダーチャート

土壌の総合評価

分析結果に基づく「処方箋」の考え方

 SOFIX技術による土づくりの基本的な考え方は、①まず土壌細菌が活性化するように有機物(主に全炭素と全窒素)の量とそのバランスを適切に整える→②これにより土壌微生物の数と種類が増えていく→③微生物たちが植物にとって必要な肥料成分を安定的に供給してくれる状態を作るというものです。

 畑の場合だと、全炭素量が25,000㎎/kg以上、全窒素量が1,500㎎/kg以上でかつ、炭素と窒素の比率(C/N比)が10~25の範囲の土壌だと、微生物がもっとも活性化することがこれまでのデータベースでわかっています。人間の食事に例えると、全炭素量は炭水化物=ご飯、全窒素量=お肉やお魚などです。ご飯とおかずの量とバランスを整えるという考え方です。

色のついた部分が部生物が最も活性化する領域

 実際の施肥設計にあたっては、この考え方に加えて、以下の要素を総合的に考慮して処方箋が組み立てられます。

  • 栽培する作物の種類・特徴
  • 使用するたい肥や肥料のデータ
  • 土壌の性質(黒ボク土や砂質土など)
  • 気象条件や地域の特性
  • これまでの施肥の歴史や病害虫の状況
  • 生産者さまのご希望やご予算、ノウハウ

「どの堆肥を、どのくらい投入すれば微生物環境が改善されるか」といった具体的な道筋が見えるため、勘に頼らない確実な土づくりが可能になります。

健康診断(SOFIX分析)のベストタイミングは「収穫後」

 畑の健康診断を行うタイミングとして最もおすすめなのは、「収穫後」の時期です。

 作物を収穫した直後の畑は、1年間の栽培によって土の中の養分や微生物相が大きな影響を受けています。このタイミングで土の状態を把握しておくことで、次の作付けに向けた土壌改良や、冬場の堆肥・有機資材の選定、施肥設計の修正を余裕を持って行うことができます。

 次作の成功は、収穫後からの準備で決まるといっても過言ではありません。

簡単に行える「土壌のサンプリング方法」

「分析に出したいけれど、土の採取が難しそう……」と思われるかもしれませんが、サンプリングの方法はシンプルです。

 代表的なサンプリング手順(※詳細はサンプリング手順書PDFをご参照ください)に沿って、いくつかの地点から均一に土を採取し、混ぜ合わせて代表サンプルを作成していただきます。特別な道具がなくても行えますので、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

ご予算や目的に合わせた柔軟なメニューをご用意

 SOFIX分析には、土壌の全体像を把握するフル分析(20項目)のほか、目的に応じて選べるメニューを取り揃えています。

  • SOFIXフル分析(20項目):化学性・物理性・生物性を網羅した総合的な土壌診断。
  • 3項目分析:処方箋作成に最低限必要な総細菌数、全炭素量、全窒素量などに絞ってコストを抑えながら確認したい場合等。
  • 1項目分析:総細菌数のみの確認したい場合。
  • ご予算や目的に合わせてフル分析と併用が可能です。

 「まずはピンポイントで状態を知りたい」「全体をしっかり診断して本格的に土づくりを見直したい」など、それぞれの農家さまのニーズに柔軟に対応いたします。

サービス内容一覧価格(税込)
SOFIX(土壌肥沃度指標)分析通常価格 36,300円[詳細][申込]
個人農家向け初回限定価格13,200円
MQI(堆肥品質指標)分析通常価格 32,065円[詳細][申込]
個人農家向け初回限定価格13,200円
OQI(有機資材品質指標)分析通常価格28,435円[詳細][申込]
個人農家向け初回限定価格13,200円
6項目分析+パターン判定通常価格30,855円[詳細][申込]
3項目分析(総細菌数・全炭素量・全窒素量)分析通常価格14,520円[詳細][申込]
1項目分析(総細菌数)通常価格9,075円[詳細][申込]
通常処方(施肥設計)
(初診時のみ「処方料」に加え「初診料」を申し受けます)
[初診料][詳細][申込]
通常価格1,100円
[処方料]
通常価格11,00円
精密処方通常価格66,000円[詳細][申込]
伴走型土壌診断サービス[詳細][申込]

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