圃場の健康状態:耕作放棄された果樹園復活プロジェクト進捗②

 福岡県朝倉市で取り組まれている耕作放棄された果樹園の復活プロジェクト(クラウドファンディング)を取り組んでいる原田淳一さんより、最新の進捗レポート(その2)を頂きましたので、ご報告します。

 クラウドファンディングは、250万円の目標に対して、7月24日午後11時30分現在、76,000円(7人)にとどまっています。このプロジェクトに共感いただける方は、下記よりご協力をお願いします。
 【朝倉市烏集院新立の山の段々畑の復旧(CAMPFIRE)】


進捗レポート(その2): 圃場の健康状態

 最初の写真は、山頂の柿畑だった畑をバックホーで耕起している様子です。

 途中に雨が降り、深く掘り過ぎたこともあり、泥濘に嵌りキャタピラーが外れてしまいましたが、直して頂きました。

 細い竹や茎の堅そうな保水力が低そうな草が生えてます。

 教訓1 雨が降った後は作業しない。
 教訓2 作業前にキャタピラーにグリースを挿す(始業点検)

整地中の柿畑

 次の写真は、柿の木が蔓などで覆われ土砂崩れと石が散乱、草が育ってない状態です。

荒廃した柿畑

 次の2つの写真は、現役の柿畑と桃畑です。

 現役の柿畑と桃畑は保水力が高そうな良い草が育ってます。

 これから梅雨があけると晴れた日が続きますので地表の乾燥と水分補給のために適度な草が必要です。

 SOFIX農業推進機構時代から相談に乗って頂いていたソイル・コミュニケーション合同会社の松田代表が、土壌の健康状態と対策案を研究いただけるとのことで、保水力が高い草が生える最適な圃場を目指す上で心強く思っております。

現役の柿畑
現役の桃畑